手指鍼術 of 泰心堂はりきゅう院

美容から疾病の治療まで。肩こり腰痛をはじめとして、めまい、自律神経失調症などに強い習志野市大久保に在る鍼灸院。

てのひらで全身の調整を行う妙法

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反射療法としての手指鍼術

koryo082.jpg手指鍼術専用の鍼管と鍼手指鍼術の第一段階は反射療法=相応療法。体の異常ががある部位に相当する手の部分に皮膚異常、異常感覚を求めそこに刺激を加えることで反射的に、症状の改善を狙う方法。
創始者 柳泰祐氏自信が高麗手指鍼術を発見したきっかけでもある。また、からだのエンジニア 藤井崇次が自らの腰痛を治し、手のひらで治療する方法を考えるきっかけでもある。
対応する部位=相応部位の把握さえ出来れば誰でも利用できる簡便なの方法。自宅でのセルフケアなどにも適している。
日々の健康維持から、. 弱点補強、疾病の管理・治癒促進、美容効果など様々な面で役に立つ方法。

刺激の方法は家庭では、ツボ圧し器具による圧迫刺激、簡易灸などが良い。治療院では専用の鍼、簡易灸を使って刺激を行う。

経絡概念を治療した手指鍼術

PA290011.JPGてのひらにお灸をすえるときはこのような簡易灸を使う。手指鍼術第二段階は経絡の相互関係を利用した専門の処方。通治処方、五治処方とがある。蔵府、経絡、虚実などなど専門的な知識、経験から体の情報を判断するなど専門的なステップを含む。
どちらかというと症状が重い人、治療期間が長い人、抉れている人、症状が煩雑になっている人などに使う方法。
主に治療院で行う処方で、専用の鍼を使った(補寫)調節を行う。

もっとも安全な鍼灸術の一つ

手指鍼術で使う部位は原則として手のひら側と甲側で手首までの部位。この部位には粘膜や肺尖など危険部位がない。また鍼を刺す深さが『1mm以内』と非常に浅い。これは皮一枚を超えない深さであり、関節内への刺鍼も行わない。
使用する鍼や器具も消毒基準に従って消毒・滅菌されたものを利用する。
※ディスポーザブルの鍼または高圧蒸気滅菌器で滅菌したものを使用する。
当院で行う鍼灸サービスはきちっとガイドラインを設定してあり、非常に安全なものですがその中でも際立って安全な技法です。

部分で全体を治療する本治方(根本治療とも言う)

よくある痛いところ、違和感があるところ、異常があるところにフォーカスしてその部位に対して直接的なアプローチをすることを局所治療といいます。全体の一部分と捉えて、周辺部位、反対部位、関連部位などにアプローチする方法を全身治療とか言うことが多い。手指鍼術は全体を部分に投射する(見立てる)ことによって、部分で全体を治療する方法です。相応療法一つとっても、局所ではなく、全体のバランスを診た上で治療していることになります・
つまりてのひらだけを使いながら全身治療をするのが手指鍼術です。

また、異常を標しとして捉えこの標しが消えることを目的とした治療を標治方と呼び、異常を確認した上で一つの判断の目印とし、からだ全体の中での位置関係を考察し、異常が出ている原因を考え、その原因に対してアプローチしようとする治療法を本治方と呼びます。
手指鍼術においては、相応療法が標治方に近いのですが、仕組み的には投射(反射)を利用して原因に対してアプローチしていることになるので、これもまた本治方。
手指鍼術とは手のひらを使い、全身に作用し反射機能を通じて、病の原因に対してアプローチする鍼灸術です。

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