はりきゅうはWHOなど世界の医療研究機関、医療施設でも研究、施術されている【代替医療】です。
薬などを使わず、刺激によって人間が備えている【自律的調整機構】を活性化し、自ら治ることを応援する副作用のない自然医学です。
はりきゅう治療はその治療に当たって国家免許の取得を必要とする【代替医療】です。
必ず資格を有する施術者の施術をお受けください。
【当院のはりきゅう治療の特徴】
- 整形外科的に安全で、生理学的に健全な範囲で施術を行います。
危険部位への深刺や患部の直接的な刺激を避け、筋肉の連鎖、経絡繋がりなどを利用して身体のバランスをとることによって症状を改善を目指します。
- 必要最大限の治療を施し、余分な刺激を行いません。
はりやきゅうによる刺激は見た目に反して、マッサージよりもずっと身体に与える影響が強い刺激です。軽くなでるように鍼をするだけでも即座に身体は変化します。また身体は変化することそれ自体、その後の治癒過程で体力を消費します。刺激しすぎると疲れてしまうので、刺激しすぎないように調整します。
- 痛みではなく身体の傷み(【冷え】=【機能低下】)に注目して、それらの治癒を目指します。
当院の治療法では病の原因を【冷え】=【機能低下】として捉え、症状は冷えの結果として身体に現れている状態と考えます。その【冷え】の原因は【身体のエネルギー=【気】、【血】の循環不良】。鍼や灸による刺激を通じてこの気血の循環を改善し、体を温めて【冷え】を解消するように施術を行います。根っこの【冷え】が改善する結果、枝葉として出ている【症状】もまた改善していきます。
- 施術を通して、【回復力の高い身体作り】を応援し、再発を防ぎます。
その場しのぎの痛み取りではなく、根本的な治癒を目指した施術を行います。【回復力の高い身体】=【気血の充実した身体】。身体の根源的な【冷え】に対する施術を行うことで身体の芯から健康になります。
- 日々の健康管理から、疾患の治療まで幅の広い専門の技術で対応します。
「鍼灸は病人のいくところ?」そんなことはありません。身体の根源的な【冷え】は普段の積み重ねによって生じてしまいます。たとえば肉体疲労、精神的なストレス、天候の影響などの影響も身体は自然と受けています。これらが過度になる、つまり疲労感が抜けにくくなる、なんだか身体の不調を感じる、気分が優れない状態になりやすいのはこの【冷え】の発生のサイン。深刻な病にならないうちに、あるいは日々をより積極的にパワフルにすごすために鍼灸を受けるというのもありです。リラクゼーションだけでなく美容にも効果があります。
- 使用する鍼、鍼皿はディスポーザブルを基本とし、衛生的な施術を行います。
安心して受けられなければダメ。治療ブースの毎回消毒は当たり前。特殊な場合を除いて衛生的な観点から鍼、鍼皿は一回使い捨てのものを使います。材質もアレルギーを考慮して、ステンレス、銀、金など数種類用意。身体に刺さない鍼(特殊な鍼)についても使用毎、使用直前に消毒した上で再利用します。
ただし、医療用グローブの類は原則着用いたしません。鍼灸師の手は、鍼を操作するための装置であり、身体の状態を読むセンサーでもあります。グローブをつけることで精密な操作、触感を損なうためグローブはいたしません。代わりに推奨されている消毒法を実施させていただいております。
- 良質のディスポーザブル鍼を使用しているために無用な痛みはありません。
鍼は痛い?鍼は基本的に刃物です。精巧に作られた鍼は肌になじみがよく切れ味も良いので、体に無用な痛みを生じさせません。国内で手に入るディスポーザブル鍼のメーカーの数社のものを使い込んだ上で私の施術に適したものを用意しております。
【施術に当たっての注意事項】
1.飲酒状態での受療はおやめください。
施術によって血行改善しアルコールの回りが速くなったりと身体に大きな負担をかけます。また身体自体の反応がアルコールによって鈍くなりがちなので状態の把握が困難となり加減が難しくなります。
2.食事直後の受療はお控えください。
当院ではお体の状態を把握する方法のひとつとして【腹診】を採用しています。飮食直後ですとこのお腹から得られる情報にバイアスがかかりますので、状態の把握には適していません。また施術の結果身体機能の活性化を受けて、気持ち悪くなるなどの変化が出ることがございます。深刻なものではありませんが、控えていただけると幸いです。
3.手足背中、気になる部位の出しやすい服装でお願いします。
治療に使う部位は【肘下、膝下、お腹、背中、頚】などが主要の部位となります。特に背中は身体の根本の力の調整に重要な部位です。女性の補正下着、ボディスーツなどは治療の妨げとなることがございますのでご遠慮ください。また肩が上がらないなどという場合は肩の周囲を触診させていただきます。触診できる程度の薄着になれるようにお願いいたします。
施術の流れ → PDFファイル
当院のスタンダードな治療の様子がご覧いただけます。一対一の治療例を掲載していますが、同時間帯に二人まで治療を受けて受けておりますので、置鍼(針をおいていく)などの技法を使うこともございます。皆様の当日の体調に合わせて適宜カスタムしておりますのでご了承ください。
手指鍼療法の治療の流れについては鋭意作成中です。
【当院で取り扱いの多い疾患】
1.自律神経失調/不調 特に目眩(眩暈、めまい)を伴うもの
ex.自律神経失調症、メニエール病、更年期障害、うつ病、パニック障害など
2.神経痛
ex.坐骨神経痛、肋間神経痛、頚腕症候群
3.からだ、手足の冷え/火照り
※特に病名のついていないもの。自律神経症状のひとつとして手足の冷え/火照りを感じるものもあります。
【適用疾患】
1.筋・関節痛・・・肩こり、腰痛、膝が痛いなど
2.神経痛・・・足がしびれる、手がしびれる、歯が痛いなど
3.頭痛・・・偏頭痛、拍動性の頭痛、メニエール症候群など
4.自律神経失調・・・様々な身体の不調
5.内臓疾患・・・喘息・狭心症・胃腸疾患など
6.代謝障害・・・慢性関節リュウマチ、血液疾患、胆石など
7.泌尿・生殖器疾患・・・遺尿症・尿失禁。便秘・下痢・月経痛・不妊など
など広範囲に効果があります。
現象として筋や組織に作用して、適正なテンション(張力)に戻すので、当然ですが【骨盤の調整】や【歪み】
といったものに対しても非常に有効です。また西洋医学の治療を現在受診されている場合でも、その状態を現在の状態として施術を行いますので併用できます。
【参考】
WHO(世界保健機構)では次のような疾患を鍼灸治療の適応症と認定しています。(1996年)
「腰痛・坐骨神経痛・変形性膝関節症・頸椎炎・頸部筋筋膜炎・上腕肩甲関節周囲炎・ 慢性関節リュウマチ・高血圧・低血圧・頭痛・片頭痛・メニェール症候群・緊張性頭痛・近視・不整脈・上顆炎・胆石・胆石仙痛・急性扁桃炎・ 咽頭炎・喉頭炎・慢性副鼻腔炎・狭心症を伴う虚血性心疾患・白血球減少症・扁桃摘出術後疼痛・ 神経循環性無力症・抜糸疼痛・片麻痺術後疼痛・過敏症腸症候群・うつ病・ヘルペス後神経痛・
アルコール中毒・三叉神経痛・薬物中毒・腎石疼痛・遺尿症・尿失禁・便秘・下痢・肥満・月経異常・月経困難症・女性不妊・男性不妊・インポテンス・分娩の誘発など」
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