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お客様の声 臨床例の一部 |
○20代女性 顎関節症ということで来院。 「最初は嘘かと思ったんですけど、しっかり力が入るんです。なんか物をかむと痛くて食べられないなんてやっていた昨日までが嘘みたいです。不思議なことに翌日になってずっと重いな〜って感じていた肩も軽くなっていたのでさらにビックリしました。その後、歯医者に言ったんですけどすごい驚かれましたよ。手術した方がいいかもね、なんて言っていたのに手術なんて必要ないって言われました」
――この方はけっこう慌てて駆け込んできたのでよく覚えています。「先生物が噛めないんですどうにかなりませんか?」って。でいろいろとチェックしたのですが・・・口をあけたときに顎の位置が右側に明らかに偏っているのが確認されました。 「よくここまでほうっておいたな〜」って内心思いましたね。
で、本人に鏡を見てもらいながらその状態をチェックしてもらいました。鍼は何度か受けたことがあるというので問診もそこそこに先にある部分に一本鍼を刺させていただいてそれから詳しいお話を聞かせていただきました。だいたい10分くらいでしょうか?おもむろにもう一度顎の開き具合をチェックするように促しました。すると・・・「え〜っ!?戻ってる!?」とまあ、いいリアクションをしてくださいました。その後、内臓などの影響から背中に筋緊張が出ていて連鎖的に顎の方まで緊張が波及したと診て背中を整えて治療を終えました。 この方はその後の生活が良かったのか、治療はその一回だけ。3ヶ月たった現在も再発したという話は聞いていません。
○80代女性、70代女性 片麻痺。発症時から数年経過後、麻痺側にある痛みを訴えて来院。
「すごい長く鍼を刺されて大丈夫なのかと思ったら、ぜんぜん痛くなくて、それ以来調子がよくってここ1ヶ月痛みが全く止まっています。この間なんか二駅分の距離を歩けちゃいました。家族からはすごく驚かれました。でも翌日も痛くもなんともなかったです。今日はせっかくだから予防と思ってもう一回受けておこうと思ってきました。」
「最初の鍼を見せられた時はすごく長くのでどきっとしましたけど、受けてみると、仰っていたように全然痛くなく、なんか不思議な感覚が広がっていました。で、針が刺さっている間、頑張っても開かないはずの手が開くのですごい不思議な感覚でした。それ以来、手にあった変な痛みが消えたのと手が少し開くようになったような気がします。」
――この方々は脳卒中後の後遺症片麻痺でお見えになった方で運動麻痺と感覚鈍磨がありました。ある方は膝の痛みを訴えていて、また方は腕の痛みを訴えていらっしゃいました。この方々はいずれも脳卒中後数年が経過しており西洋医学的にも東洋医学的にもまったく元通りになることは奇跡的な確率でほとんど不可能であることを伝えた上でその症状に対する治療をしましょうということで2〜3回ほど治療しました。治療に使ったのは長鍼という特殊な鍼で麻痺の治療などによく効果があるといわれているものです。非常に刺激が強く、その分身体に対する影響があり、治療効果の持ちが良いのが特徴です。
○(初日のコメント)
ところで、あまり肩書きにはこだわりたくないのですが「日本刺絡学会 認定鍼灸師」って肩書き結構効果あるんですかね? ああ、刺絡鍼法は体質の変化を期待したい疾患には即効性があり、うまく使うと通常の肩こりや、腰痛、痛みなどを伴う疾患でも効果大です。ただし運用には適切な判断と準備が必要です。私は頻度は高くはありませんが、奥の手の一つとして常に使えるように準備をしております。
○冷え症など(年代は様々です。下は10代上は60、70代。)
「なんだか足のほうまで通ったっていうか血が通ってきた感じです」 「あれ以来すっかり足がよくなりました。触ってみて温かいんです」 冷え症そのものでくるひとはそれほど多くはないのですが、必ず病気や身体の不調の背後に『冷え』(身体機能の低下)をもっています。それが血行と関連して冷感(冷たい)と感じる『冷え症』として現われている人が少なくありません。 常に全身を診ることを心がけ調整している関係か、本来訴えていた腰痛や内臓疾患などの軽減のほかにこの『冷え症』の改善を感じられる方が多いようですね。 慣れていない人や合わない人には使いませんが、当治療院の特徴の一つである長鍼や刺絡を使った場合この変化を感じる方が多いように感じます。
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泰心堂はりきゅう院
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